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povoはトッピングを活用することで柔軟な使い方ができ、一方のUQモバイルは「通信速度」や「リーズナブルな料金」が特徴的なサービスです。
どちらを契約するか悩んでいる人に向けて、両サービスの比較結果と、向いている人の特徴をまとめていきます。
【どっちがいい?】povoとUQモバイルを徹底比較した結果
povoは基本料0円のトッピング制が魅力のプランです。対してUQモバイルは従量課金制のトクトクプランと固定料金制でのミニミニプラン、コミコミプランを提供しています。
両者の違いを比較して、よりニーズに合うプランを選択していきましょう。
比較ポイント | povo | UQモバイル |
---|---|---|
料金プラン(容量/月額) | 【データトッピング】 ・1GB/390円(7日間) ・1GB/1,260円(180日間) ・3GB/990円(30日間) ・20GB/2,700円(30日間) ・60GB/6,490円(90日間) ・120GB/21,600円(365日間) ・150GB/12,980円(180日間) ・300GB/9,834円(90日間) ・300GB/24,800円(365日間) ・360GB/26,400円(365日間) ・使い放題/330円(24時間) ・使い放題/9,834円(7日間) | 【トクトクプラン】 ・~1GB/2,277円 ・1~15GB/3,465円 【ミニミニプラン】4GB/2,365円 【コミコミプラン】20GB/3,278円 |
データ追加 | – | ・0.2GB/220円 ・0.5GB/550円 ・2~5GB/月額550円 |
繰り越し機能 | 不可 | 可 |
かけ放題 | 【通話トッピング】 ・無制限かけ放題/1,650円 ・1回5分間かけ放題/550円 | 【通話放題】無制限かけ放題/1,980円 【通話放題ライト】1回10分かけ放題/880円 ※コミコミプランであれば無料 【通話パック】毎月60分間かけ放題/550円 |
通話サービス | ・着信お知らせサービス ・迷惑電話ブロック機能 ・番号通知リクエストサービス ・発信番号表示サービス ・呼び出し時間設定機能 ・クイックダイヤル ・ダイヤルサービス | ・お留守番サービスEX ・着信転送サービス ・通話明細サービス ・呼び出し時間設定機能 ・着信お知らせサービス ・割込通話サービス ・番号通知リクエストサービス ・三者通話 ・迷惑電話ブロック機能 ・電話きほんパック(V) |
手数料 | 新規契約:3,850円 機種変更:無料 SIMカードの再発行・eSIMからの切替:当面無料 eSIMの再発行・SIMカードからの切替:無料 | 3,850円 |
年齢制限 | 13歳以上 | 中学校進学の3ヶ月前から |
オプション | DAZN使い放題パック | ・Netflix ・GeForce NOW ・smash. ・au 5Gチャンネル ・YouTube Premium ・Apple Music ・DAZN |
キャリアメール | × | 〇 |
通信速度 | ・平均Ping値:49.1ms ・平均ダウンロード速度:71.66Mbps ・平均アップロード速度:14.6Mbps | ・平均Ping値:46.05ms ・平均ダウンロード速度:76.87Mbps ・平均アップロード速度:12.75Mbps |
制限時速度 | 最大128kbps | ・最大300kbps(ミニミニプラン) ・最大1Mbps(コミコミプラン/トクトクプラン) |
サポート窓口 | ・AIチャット・有人チャット | ・My UQ mobileアプリ ・UQ mobile 相談窓口 ・WiMAX 相談窓口 ・UQ mobileお客さまセンター ・LINE公式アカウント |
国際ローミング | 非対応 | 対応 |
端末販売 | 非対応 | 対応 |
契約者数 | 120万以上 ※2022年5月13日時点 | 200万件 ※2020年1月26日時点 |
決済方法 | ・クレジット決済 ・auかんたん決済 | ・クレジット決済 ・口座振替 ・Pay-easy ・コンビニ決済 ・支払秘書 |
家族割 | × | 〇 |
自宅割 | × | 〇 |
自動解約 | 180日間の未使用で利用停止 | × |
povoはシンプルな料金体系と、低価格のデータトッピングが魅力の格安SIMです。一方で、UQモバイルはやや割高ではあるものの、以下のような特徴があります。
- povoにはない決済方法
- エンタメコンテンツ
- サポートサービス
最安値を求めるのであればpovo、実店舗でのサポートや豊富なオプションを求めるのであればUQモバイルを選んでいきましょう。
【料金を比較】povoは自由選択式のトッピング制で、UQモバイルは従量課金制と定額課金制に分かれる
毎月支払う料金は、どこの格安SIMにするか決める上での重要項目です。セット割や家族での加入で安くなっていくキャリアに比べて、格安SIMでは最初から低価格での提供が行われています。
一方で価格設定には差があり、必ずしもニーズに合ったプランがあるとは限りません。povoとUQモバイルでは全く異なる料金体系のため、必ず事前に確認しておきましょう。
povoはトッピングで自由に付け外しできるが、UQモバイルは「トクトクプラン」以外固定料金となる
povoは、どの格安SIMにもない自由選択の「トッピング制」を採用しています。トッピング制ではデータ容量ごとに価格と使用制限が設けられており、どのトッピングにするかはユーザーの自由です。
一方でUQモバイルは2023年6月1日より新料金プランを発表しました。新プランでは従量課金制の
「トクトクプラン」と定額課金制の「ミニミニプラン」「コミコミプラン」に分かれています。各プランの詳細を比較していきましょう。
データ通信量 | povo | UQモバイル |
---|---|---|
無制限 | ・330円/24時間 ・9,834円/7日間 | – |
~1GB | ・390円/7日間 ・1,260円/180日間 | 2,277円/月(トクトクプラン) |
3GB | 990円/30日間 | – |
4GB | – | 2,365円/月(ミニミニプラン) |
1~15GB | – | 3,465円/月(トクトクプラン) |
20GB | 2,700円/30日間 | 3,278円/月(コミコミプラン) |
60GB | 6,490円/90日間 | – |
120GB | 21,600円/365日間 | – |
150GB | 12,980円/180日間 | – |
300GB | ・9,834円/90日間 ・24,800円/365日間 | – |
360GB | 26,400円/365日間 | – |
料金で見ると、UQモバイルよりpovoの方がややお得です。同じ20GBプランではUQモバイルが3,278円(税込)であるのに対して、povoは2,700円(税込)となります。
なお、povoの20GBトッピングや3GBトッピングの使用期限は30日間です。月額とは異なりますので、ご注意ください。
UQモバイルでデータ容量を追加する場合は、「データチャージ」より「増量オプション」がお得
povoでは最初からプラン料金としての用意がありません。データ容量はすべてトッピング式で、使いたい分だけ追加していく仕組みとなります。
一方UQモバイルでは月毎の料金プランとなるため、データ容量が無くなったら追加購入が必要です。各社におけるパケット追加の方法と金額を比較していきましょう。
追加するデータ容量 | povo | UQモバイル |
---|---|---|
0.2GB | – | 220円/90日間(データチャージ) |
0.5GB | – | 550円/90日間(データチャージ) |
1GB | ・390円/7日間 ・1,260円/180日間 | – |
2~5GB | – | 550円/月(増量オプションⅡ) |
3GB | 990円/30日間 | – |
UQモバイルでは追加する方法として、「データチャージ」と「増量オプションⅡ」が挙げられます。データチャージでは200MBか500MBが選べますが、100MBごとに110円(税込)かかるためやや割高です。
対して「増量オプションⅡ」は最大5GBの増量を月額550円(税込)で実現できます。ただし「ミニミニプラン」適用時に追加できるデータ容量は2GBです。2つの違いを押さえた上で、利用する方法を決めていきましょう。
UQモバイルは「自宅セット割」や「au PAY カードお支払い割」で割引が適用可能
UQモバイルはpovoよりも高い価格設定となりますが、UQモバイルではさまざまな割引制度が利用できます。
特に4GBの「ミニミニプラン」と15GBまでの「トクトクプラン」は、「自宅セット割」と「au PAY カードお支払い割」の併用が可能です。割引後の価格を見ていきましょう。
定額/プラン | 割引詳細 | 割引後の価格 |
---|---|---|
2,365円/ミニミニプラン | 自宅セット割:1,100円/月 au PAY カードお支払い割:187円/月 | 1,078円 |
2,365円/ミニミニプラン | 家族セット割:550円/月 au PAY カードお支払い割:187円/月 | 1,628円 |
2,277円/トクトクプラン ※~1GB | 自宅セット割:1,100円/月 au PAY カードお支払い割:187円/月 | 990円 |
2,277円/トクトクプラン ※~1GB | 家族セット割:550円/月 au PAY カードお支払い割:187円/月 | 1,540円 |
3,465円/トクトクプラン ※1~15GB | 自宅セット割:1,100円/月 au PAY カードお支払い割:187円/月 | 2,178円 |
3,465円/トクトクプラン ※1~15GB | 家族セット割:550円/月 au PAY カードお支払い割:187円/月 | 2,728円 |
UQモバイルでは、以下の割引制度が用意されています。
- 自宅セット割:「家族セット割」とは併用不可
- 家族セット割:ミニミニプランとトクトクプランで併用可能
割引額では自宅セット割の方が大きくなります。「au PAY カードお支払い割」と合わせると最大1,287円(税込)の割引が可能なため、ぜひ活用してみてください。
【データ容量を比較】povoは低価格がメリットで、UQモバイルはやや割高だが、繰り越しができる
データ容量は、スマホの使い勝手を左右する大切な項目です。比較する際には毎月必要なデータ容量を把握した上で、不足することのないように選択していきましょう。
なおpovoもUQモバイルもau回線を使用しますが、それぞれ廉価版プランとサブブランドとなり。立ち位置が異なります。各社の特徴を理解してデータ容量を比較していきましょう。
povoは基本料金0円(税込)で運用できる
povoはデータ容量もトッピング制となりますが、必要ない際はあえて追加しない選択肢もあります。povoでは180日間以内にいずれかのトッピングを行いさえすれば、トッピングしなくても運用が可能です。
トッピングなしの場合料金もかからないため、基本料金は0円(税込)となります。実質無料でスマホが運用できる点も、povoならではのメリットです。
一方UQモバイルはほかの格安SIMと同様に、常にプランに加入している必要があります。最も安いトクトクプランでも、割引制度を使わなければ1GB未満で2,277円(税込)です。
データ容量を考える際には、料金とのバランスもチェックしておきましょう。
UQモバイルは翌月末までのデータ残量の繰り越しが可能
povoは低価格のデータ容量を用意していますが、どのトッピングであっても繰り越しすることはできません。また「データ使い放題」は24時間もしくは7日間、「データ追加1GB」は7日間と使用期限は非常に短く設定されています。
一方で、UQモバイルのデータチャージで追加したパケットの使用期限は90日間です。UQモバイルとpovoの有効期限の違いに注意しましょう。
なおUQモバイルではどのプランでも、残ったデータ容量を繰り越すことができます。データ容量が余っても、パケット消費は前月の繰り越し分から行われるため、無駄なく使い切ることが可能です。毎月のデータ使用量に波がある人は、ぜひUQモバイルを検討してみてください。
【通話料金を比較】povoはかけ放題が安く、UQモバイルは通話オプションが豊富でお得
通話オプションは、キャリアでも格安SIMでも用意のある基本的な項目です。特に電話をかける機会の多い人はかけ放題オプションに入ると、通話料金を大幅に抑えることができます。
また留守番電話や転送サービスなど通話における便利なサービスも少なくありません。ただし格安SIMでは、通話オプションの範囲に限りがあります。povoとUQモバイルで利用できる通話オプションを比較していきましょう。
かけ放題はpovoの方が安いが、UQモバイルの方が幅広く用意している
国内通話のかけ放題は、povoでもUQモバイルでも提供されています。ただしUQモバイルの新プランである「コミコミプラン」は、最初から国内通話10分間のかけ放題を含んだプランです。
本来なら月額880円(税込)の「通話放題ライト」が無料で付いてきます。通話放題ライトを追加したい人にはお得なプランのため、データ容量や料金を踏まえて検討していきましょう。
国内通話かけ放題 | povo | UQモバイル |
---|---|---|
無制限かけ放題 | 1,650円/通話トッピング | 1,980円/通話放題 |
1回5分間かけ放題 | 550円/通話トッピング | – |
1回10分間かけ放題 | – | 880円/通話放題ライト ※コミコミプランであれば無料 |
毎月60分間かけ放題 | – | 550円/通話パック |
povoにもUQモバイルにも用意のある24時間かけ放題の通話オプションは、povoの方が安くなります。一方で他のかけ放題オプションは、povoとUQモバイルでかけ放題で使える時間が異なるため注意しましょう。
UQモバイルでは1回10分のかけ放題や、毎月60分までのかけ放題が選べます。対してpovoでは無制限以外、1回5分のかけ放題のみです。なおどちらも規定時間を超過した場合、22円(税込)/30秒の通話料が発生します。
通話オプションはUQモバイルの方が豊富だが有料サービスも多い
povoとUQモバイルでは提供する通話オプションが異なります。povoでは留守番電話や着信転送などの基本的なサービスが使えません。
普段から留守番電話を利用している人は、UQモバイルの方がおすすめです。ただしUQモバイルも通話オプションは多いものの、一部のサービスが有料となります。
povoとUQモバイルの通話オプションの有無と料金を比較していきましょう。
通話オプション | povo | UQモバイル |
---|---|---|
留守番電話 | 〇(月額330円) | 〇(月額330円) |
着信転送 | 〇 | 〇(無料) |
通話明細 | × | 〇(月額110円)※Web上での確認は無料 |
呼び出し時間設定 | 〇(無料) | 〇(無料) |
着信通知 | 〇(無料) | 〇(無料) |
割込通話 | × | 〇(月額220円) |
発信者番号通知 | 〇(無料) | 〇(無料) |
三者通話 | × | 〇(月額220円) |
迷惑電話ブロック | 〇(無料) | 〇(月額110円) |
非通知設定 | 〇(無料) | 〇(無料) |
その他 | ・クイックダイヤル・ダイヤルサービス | ・電話きほんパック(V) |
povoでは追加できる通話オプションが少ないものの、すべて無料での提供となっています。
なお「迷惑電話ブロック機能」など一部の通話オプションは、「auスマートパスプレミアム」と「auスマートパス」への加入が条件です。利用できるサービスと適用条件に注意しましょう。
【乗り換えやすさを比較】povoは13歳から契約可能で、UQモバイルは中学進学の3ヶ月前から申し込める
格安SIMでは新規契約時や乗り換える際に、手数料がかかる場合もあります。povoもUQモバイルも無料ではありませんので事前に押さえておきましょう。
なお子どもや学生が申し込む際には、契約可能な年齢を確認しておく必要があります。povoもUQモバイルも年齢制限があるため、ご注意ください。
povoもUQモバイルも新規契約時には3,850円(税込)かかる
povoもUQモバイルも、同じau回線を利用する格安SIMです。そのため新規契約時における手数料は、同じく3,850円(税込)が発生します。
一方でpovoでは、新規契約以外で手数料がかかることはありません。機種変更やSIMカードの再発行などUQモバイルでは手数料のかかる手続きも、povoでは無料となります。povoとUQモバイルの各種手数料を見ていきましょう。
比較ポイント | povo | UQモバイル |
---|---|---|
新規契約 | 3,850円 | 3,850円 |
機種変更 | 無料 | |
SIMカードの再発行・eSIMからの切替 | 当面無料 | |
eSIMの再発行・SIMカードからの切替 | 無料 | |
電話番号の変更 | 非対応 | |
一時休止 | 非対応 | |
譲渡 | 非対応 |
auは2023年4月20日に手数料の改定を行いました。これによりUQモバイルとpovoでも手数料が変更しましたが、povoでは新規契約を除いて無料もしくは非対応となっています。
有料ではあるもののUQモバイルの方が対応する範囲は広い点が特徴です。auの低価格プランであるpovoと、サブブランドであるUQモバイルの違いを理解しておきましょう。
povoよりUQモバイルの方が年齢制限が低い
povoでもUQモバイルでも、未成年者名義での契約が可能です。一方でpovoが13歳以上に限るのに対して、UQモバイルは中学校進学の3ヶ月前から可能となっています。
UQモバイルであれば実質11〜12歳であっても、本人名義での契約が可能です。
ただしUQモバイルで未成年者が契約する場合、親権者同伴での来店が必須となります。また親権者同意書と親権者の本人確認書類も必要です。オンラインでの契約はできない点に注意しましょう。
一方povoは実店舗を持たないため、未成年者であってもオンラインからの契約となります。なお申し込みには親権者の同意がいるため、必ず親権者同席の上で申し込んでいきましょう。
【オプションを比較】povoは1,145円(税込)から「DAZN」の追加が可能で、UQモバイルはキャリアメールが使える
格安SIMに加入するのであれば、各社で使えるサービスも確認しておきましょう。povoもUQモバイルもauのポイント還元が使える上、エンタメコンテンツも幅広く用意しています。
ただpovoとUQモバイルではカバーする内容が異なる点に、注意が必要です。キャリアメールの有無についても、あらかじめ確認しておきましょう。
povoもUQモバイルもau PAYのポイント還元が受けられる
povoはauの廉価版プランであり、「auスマートパスプレミアム」も利用できます。povoの月額料金をau PAYカードで支払うと、100円(税込)ごとに1ポイントの加算が可能です。
ただしpovoの支払いによるメリットではなく、au PAYカードの特典のため注意しましょう。
またUQモバイルもau PAY カードで支払うことで、ポイントバックが受けられます。au PAY カードはpovoユーザーもUQモバイルユーザーも年会費が無料になる、お得なカードです。
UQモバイルユーザーならさらに「au PAY カードお支払い割」として、毎月187円(税込)の割引が適用できます。povoでもUQモバイルでも、ぜひau PAYへの入会を検討してみてください。
エンタメコンテンツはUQモバイルの方が豊富
追加オプションでは、動画や音楽が楽しめるエンターテインメント系のコンテンツもあります。
有料サービスとはなりますが、povoでもUQモバイルでも加入できますのでぜひチェックしておきましょう。povoとUQモバイルで提供しているエンタメコンテンツは、次の通りです。
携帯サービス | サービス | 料金 |
---|---|---|
povo | DAZN使い放題パック | 1,145円/7日間 |
UQモバイル | Netflix | 790円~/月※初回1ヶ月無料 |
GeForce NOW | 1,980円~/月 | |
smash. | 550円/月 | |
au 5Gチャンネル | 無料 | |
YouTube Premium | 1,188円/月※最大3ヶ月無料 | |
Apple Music | 1,080円/月※初回6ヶ月無料 | |
DAZN | 3,700円/月※初回1ヶ月無料 | |
ピッコマWeb | 700円/月※初回2ヶ月間無料 |
povoでは「DAZN使い放題パック」を用意しています。一方でUQモバイルはDAZNを提供するほか、Netflix やYouTube Premium、Apple Musicの利用も可能です。
またauの独自サービス「au 5Gチャンネル」や、漫画が読み放題のピッコマWebも取りそろえています。スマホで色々な娯楽を楽しみたい人は、UQモバイルを検討していきましょう。
povoにはないがUQモバイルには有料のキャリアメールサービスがある
格安SIMではキャリアと異なり、メールアドレスの提供がないところも少なくありません。povoではキャリアメールサービスの用意がないため、あらかじめ注意しましょう。
一方UQモバイルでは、有料でのキャリアメールアドレスの提供を行っています。利用料金は月額220円(税込)です。
なおキャリアのメールアドレスは総務省の要請により、2021年12月から持ち運びができるようになりました。
povoでもUQモバイルでも、各キャリアの持ち運びサービスを利用すれば、乗り換え後も利用可能です。ただしどのキャリアも月額330円(税込)となるため、UQモバイルのサービスの方が安くなります。
【通信速度を比較】povoは制限時最大128kbpsまで下がり、UQモバイルは基本的に最大1Mbps
格安SIMはキャリアのように独自の回線を持たず、キャリア回線を間借りする形で運用するサービスです。そのため格安SIMによっては通信速度が著しく下がることも少なくありません。
一方で、povoはauの廉価版プラン、UQモバイルはauのサブブランドとなります。同じau回線でどれくらいの差があるのか、比較していきましょう。
平均ダウンロード速度と平均ping値はpovoよりUQモバイルの方が高速
平均ping値はインターネットの反応速度を示す数値です。対して平均ダウンロード速度はウェブやSNSの読み込みを示す速さで、平均アップロード速度は動画やSNSの投稿にかかる速さとなります。
いずれかに偏ることなく三者がバランスの良い数値であれば、スマホが使いやすいといえるでしょう。povoとUQモバイルの平均速度は、以下の通りです。
サービス | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|---|
povo | 49.1ms | 71.66Mbps | 14.6Mbps |
UQモバイル | 46.05ms | 76.87Mbps | 12.75Mbps |
平均ping値と平均ダウンロード速度では、povoよりUQモバイルが勝る結果となりました。一方で平均ダウンロード速度ではややUQモバイルがpovoに遅れるものの、大差はありません。
回線の通信速度を重視するのであれば、UQモバイルを検討してみてください。
通信制限時の最大速度はUQモバイルの方が圧倒的に速い
次に重視したい点が、通信制限時における最大速度です。格安SIMでもキャリアでも、通信環境に負荷がかかった際や、データ容量が使用上限を超過した際には、自動的に通信制限がかかります。
通信制限への対策としては、データ容量を追加購入するか解除まで待つかの二択です。万が一のときに耐えられる速度かどうか、povoとUQモバイルにおける最大速度を比較していきましょう。
povo | UQモバイル |
---|---|
最大128kbps | 最大300kbps(ミニミニプラン) 最大1Mbps(コミコミプラン/トクトクプラン) |
povoの制限時における最大速度は、最大128kbpsです。ところがUQモバイルではミニミニプランでも最大300kbpsとなっており、povoの約二倍以上の速度が出ています。
さらにコミコミプランやトクトクプランであれば、通信速度は最大1Mbpsです。速度を重視する人はぜひチェックしておきましょう。
【サポートサービスを比較】povoはチャットサポートのみで実店舗なしで、UQモバイルはサービスも豊富で窓口も多い
トラブル発生時や緊急時に利用するのが、サポートサービスや問い合わせ窓口です。一方で人件費を削ることで低価格を実現している格安SIMでは、オンライン限定サービスも多く、実店舗がない場合もあります。
またサポートサービスにおいても、キャリアに対して手薄である点がデメリットです。povoとUQモバイルのサポート体制を比較していきましょう。
povoはいつでも気軽に確認できるチャットサポートがありUQモバイルには電話窓口がある
povoはauを運営元とする、低価格化を優先した新料金プランです。徹底した経費削減が行われているため、実店舗を持ちません。
一方でチャットサービスに長けており、簡単な質問であれば、24時間問い合わせることができます。UQモバイルとの違いを確認していきましょう。
比較ポイント | povo | UQモバイル |
---|---|---|
チャット | ・チャットボット/24時間 ・有人チャット/9~20時 ※21~翌日9時は利用停止もしくは利用停止の解除のみ対応可能 | ・My UQ mobileアプリ/24時間 ・UQ mobileサポート 公式アカウント/年中無休 |
電話 | 非対応 | ・契約前の相談窓口:0120-959-001 ※UQ mobile/10~20時 ※WiMAX/9~20時 ・UQ mobileお客さまセンター:0120-929-818 ※9~20時 |
店舗 | 実店舗なし | ・店頭設定サポート/店舗の営業時間に準ずる |
UQモバイルはauのサブブランドであり、格安SIMながらもキャリアとほぼ同等のサービス体制を実現しています。サポートサービスも例外ではなく、チャット以外に電話や実店舗での問い合わせが可能です。
なお契約前にチャットで問い合わせる際は、LINEの公式アカウントのみとなります。両者の違いを把握してニーズに適したサービスを利用していきましょう。
サポートサービスはUQモバイルの方が手厚い
スマートフォンは、災害時にも重要なライフラインとなります。メインでの利用を検討しているのであれば、サポートサービスを確認しておくことも大切です。
povoとUQモバイルで利用できるサービスを比較していきましょう。
サービス | 比較ポイント | サポートサービス/利用料金 |
---|---|---|
povo | 端末補償 | ・スマホ故障サポート/830円 |
緊急 | ・災害用伝言板(Web171)/無料 | |
端末補償 | ・安心サポートパック(iPhone)/1,099円 ・安心サポートパック(Android)/1,012円 ・使い方サポート/649円 ・店頭設定サポート/1,100円~ ・持ち込み故障サポート/715円~ ・故障紛失サポート/418円・故障紛失サポート with Cloud/990円 ・故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+/1,134円~ | |
UQモバイル | 緊急 | ・副回線サービス/429円 ・位置検索サービス/各サービスに準ずる ・登録エリア災害 ・避難情報メール/無料 ・緊急通報位置通知/無料 |
安心 | ・電波サポート24/無料 ・あんしんフィルター for au/無料 ・未成年Webフィルター/無料 ・安心セキュリティセット/330円 |
UQモバイルでは災害時の緊急サポートはもちろん、端末補償やセキュリティ対策も充実しています。キャリアからの乗り換えでも大きな違和感なく使える点がポイントです。なおpovoもauからの乗り換えであれば、故障紛失サポートを継続できます。
【海外ローミングを比較】povoはデータローミング非対応で、UQモバイルは2種類の定額プランから選べる
海外に行くことの多い人であれば、海外ローミングの対応についても確認しておきましょう。またプラン内容や利用料金、対応地域なども調べておくと安心です。
povoは海外ローミング非対応のため、UQモバイルのプランを見ていきましょう。
UQモバイルでは228ヶ所の国と地域に対応している
povoでは、海外ローミングのトッピングを購入する必要があります。
UQモバイルはauと同じ海外ローミングサービスを展開しています。対応する国と地域の範囲は、次の通りです。
エリア | povo | UQモバイル |
---|---|---|
南・北アメリカ | 対応 | 53ヶ所 |
オセアニア | 26ヶ所 | |
アジア | 26ヶ所 | |
中東 | 14ヶ所 | |
ヨーロッパ | 52ヶ所 | |
アフリカ | 57ヶ所 |
UQモバイルが利用できる場所は、全部で170ヶ所です。基本的にはほとんどの国で利用できるため、海外出張や海外旅行でも、大きな不便はありません。
ただし事前申し込みは必須となるため、あらかじめご注意ください。
UQモバイルでは「海外ダブル定額」と「世界データ定額」が選択できる
UQモバイルで海外ローミングを利用する場合、「海外ダブル定額」と「世界データ定額」の2種類から選べます。
各メニューの違いを把握して、最適なプランを選んでいきましょう。
海外ローミング | 利用料金 | データ容量 |
---|---|---|
海外ダブル定額 | 1,980円 | 24.4MBまで |
海外ダブル定額 | 2,980円 | 24.4MB以上 |
世界データ定額(24時間) | 490~980円 | 契約中の月間データ容量 |
海外ダブル定額は24.4MBをボーダーラインとした、使い放題プランです。24.4MBまではどれだけ使っても、一律1,980円(税込)の支払いとなります。
24.4MBを超えると2,980円(税込)までアップしますが、以降は無制限です。
対して世界データ定額は、加入しているプランの月間データ容量から消費されます。終了時間になったら自動的に通信が止まる無駄のないプランです。
【端末販売を比較】povoは販売なしで、UQモバイルはiPhoneもAndroidも購入可能
格安SIMでは端末とのセット購入でお得になるところも少なくありません。端末の機種変更を考えているのであれば、乗り換えと同時のセット契約も検討していきましょう。
なおpovoでは端末の販売は行っていません。機種変更を行う場合は、UQモバイルの方がおすすめです。UQモバイルで購入できるモデルを見ていきましょう。
スマホ | povo | UQモバイル |
---|---|---|
iPhone | 非対応 | ・iPhone13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone12 ・iPhone11 ・iPhone SE(第2世代) |
Android | 非対応 | ・Xperia 10 V ・Galaxy A54 5G ・Google Pixel 6a ・BASIO active ・AQUOS sense7 ・Galaxy A23 5G ・AQUOS wish2 ・Xperia 10 IV ・OPPO Reno7 A ・Xperia Ace III ・Galaxy A53 5G ・AQUOS sense6s ・AQUOS sense6 ・AQUOS wish ・arrows We ・Redmi Note 10 JE ・OPPO A54 5G ・AQUOS sense5G ・Galaxy A21 ・AQUOS sense3 basic ・BASIO4 |
またUQモバイルでは、認定中古品「au Certified iPhone」を選ぶこともできます。より安く購入したい人は、中古品を選択するのもおすすめです。
なおUQモバイルでは定期的に機種変更に特化したキャンペーンも開催しています。購入する際は、適用できる特典の有無も忘れずに確認しておきましょう。
【契約者数を比較】povoは2022年5月時点で120万以上で、UQモバイルは非公開
契約者数が増えれば増えるほど、サービスのクオリティーは向上します。
格安SIMにおいても契約者数の増減を確認することは、サービスを比較する上での重要項目です。povoとUQモバイルの契約者数を比較していきましょう。
povo | UQモバイル |
---|---|
120万以上 ※2022年5月13日時点 | 200万件 ※2020年1月26日時点 |
KDDIの決算説明会
UQ mobileサービスの累計契約数が200万件を突破
povoは2022年5月13日の時点で120万を突破しています。基本料0円からスタートできる特性が評判で、楽天モバイルの値上げ以降、契約者がさらに増加していることも予想できます。
一方UQモバイルも契約者数は、2020年以降明かされていません。一方で2022年6月時点で発表された数字は、povoとUQモバイルを合わせて約700万回線です。
前月のpovoの成績を踏まえると、UQモバイルは2022年6月時点で500万以上に伸びていると考えられます。
【支払い方法を比較】povoは基本的にクレジットカードのみで、UQモバイルは口座振替や電子決済が使える
支払い方法は、UQモバイルよりpovoの方が限定的です。特に口座振替はUQモバイルでしか利用できないため、あらかじめご注意ください。
povoとUQモバイルそれぞれで選択できる支払い方法は、次の通りです。
povo | UQモバイル |
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・クレジットカード ・ペイディ | ・クレジットカード ・口座振替 ・コンビニエンスストア ・Pay-easy ・支払秘書 |
UQモバイルではクレジットカード決済に加えて、口座振替やインターネットバンキング「Pay-easy」が選択できます。またコンビニ決済ができる点も、povoにはないメリットです。
乗り換え前の支払い方法を継続したい人は、乗り換え先のサービスで利用できる決済方法を必ず確認しておきましょう。
【割引制度を比較】povoはセット割引はなしで、UQモバイルは「家族セット割」や「自宅セット割」が適用可能
povoにはネットや電気とセットにするおうち割も、家族とのファミリー割もありません。一方でUQモバイルでは「家族セット割」と「自宅セット割」を用意しています。
UQモバイルは2023年6月1日に、ミニミニプランとトクトクプランで適用できる家族セット割をスタートしました。自宅セット割と合わせて、詳細を見ていきましょう。
割引 | 家族セット割 | 自宅セット割 |
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特典 | 月額料金が永年550円割引 ※au回線は家族セット割の対象外 | 月額料金が1,100円割引 ※くりこしプランS/M/L +5Gは価格が異なる |
適用条件 | ・家族関係にあること ・「トクトクプラン」または「ミニミニプラン」に加入していること | ・「トクトクプラン」または「ミニミニプラン」に加入していること ・対象のインターネットサービスまたはでんきサービスに加入していること |
申込 | 必要 | 必要 |
ただし家族セット割も自宅セット割も、コミコミプランは適用対象外のため注意しましょう。とはいえ自宅セット割であれば、最大1,100円(税込)の割引を適用できます。
どちらも「au PAY カードお支払い割」と併用可能ですので、料金を抑えたい人はぜひ活用していきましょう。
【キャンペーンを比較】povoはキャンペーンが少なめで、UQモバイルは豊富な特典を取りそろえている
新しく格安SIMに乗り換える際には、キャンペーンを利用するのがおすすめです。キャンペーンでは、機種代金の割引や対象サービスの無料体験など、さまざまな特典が用意されています。
povoとUQモバイルで恒常的に開催されているキャンペーンを比較していきましょう。
サービス | キャンペーン名称 | 特典 |
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povo | Google ストア限定 povo2.0キャンペーン! | povoを新規契約する際に使えるキャンペーンコードのプレゼント |
他社からお乗り換えで au PAY 残高還元キャンペーン! | 条件を満たして対象のトッピングを購入すると、au PAY 残高最大10,000円相当が還元(不課税) | |
UQモバイル | 対象プランご加入でAmazonプライム3カ月ついてくる! | Amazonプライムが3ヶ月間無料 |
UQ mobileオンラインショップ スペシャルセール | 機種代金から最大11,000円割引 | |
3Gとりかえ割(UQ mobile) | 機種代金から最大41,800円割引 | |
UQ mobile オンラインショップ限定 au PAY 残高還元 | 最大20,000円相当(不課税)がau PAY 残高に還元される |
povoはもともとの価格設定が破格なため、キャンペーンはあまり頻繁に行っていません。短期間でのキャンペーン開催が多くありますので、申し込み直前に確認していきましょう。
一方でUQモバイルはキャンペーンを日頃から多様に取りそろえています。併用できないものもあるため、特典や適用条件に合わせて活用していきましょう。
【自動解約を比較】povoは180日間未使用で利用停止で、UQモバイルは特になし
povoは基本使用料が0円の格安SIMです。トッピングしなければ無料のままスマホを運用できます。一方でpovoでは、永久にスマホを無料運用することはできません。
180日間未使用の状態が続くと、自動的に利用停止する仕組みになっています。
さらに180日間に加えて30日間追加購入がなければ、povoの契約は解除となります。放置しておくと自動解約となる恐れもありますので注意しましょう。
なお利用停止前には「長期間トッピング未購入による利用停止予告」が届きます。一方UQモバイルは自動解除になることはありません。povo契約時のみ起こるデメリットとなるため、あらかじめ覚えておきましょう。
povoとUQモバイルでおすすめな人の違いは?
povoとUQモバイルの違いを比較すると、サービスごとにおすすめな人も違うことがわかります。
どちらが向いているか知りたい人に向けて、おすすめな人の特徴をまとめていきます。
【povoがおすすめ】パケットもオプションもかけ放題も自由に組み合わせて使いたい人
povoは他社にはないトッピングが特徴の格安SIMです。データ通信量はもちろん、端末補償からサポートサービスまですべて追加購入する仕組みとなっています。
トッピングなしでも通話は可能なため、実質0円での運用も可能です。以下の特徴が当てはまる人はぜひ検討していきましょう。
- 音声通話だけ使えればいい人
- サブスマホのための格安SIMを探している人
- au PAYを日頃から使っている人
- 短期間でパケットやサービスを着せ替えしていきたい人
- 使用したデータ容量や残量を自分で把握できる人
- DAZNを楽しみたい人
- とにかく価格を抑えて運用したい人
- Pontaポイントを普段から貯めている人
ただしpovoは180日以上トッピングの追加購入がないと、利用停止となります。基本使用料が0円でも定期的に必要最低限のトッピングは追加していかなければなりません。
とはいえ0円から使える格安SIMのため、価格を重視している人はぜひ検討してみてください。
【UQモバイルがおすすめ】エンタメコンテンツやサポート、追加オプションをバランスよくそろえたい人
UQモバイルは2023年6月1日に新プランをスタートしました。「コミコミプラン」ではahamoのように10分以内の国内通話かけ放題オプションが付いています。
一方で「ミニミニプラン」や「トクトクプラン」は、くりこしプランを引き継いだ形です。次の特徴に当てはまる人は、UQモバイルへの乗り換えを検討していきましょう。
- 自宅割や家族割との併用を考えている人
- 海外でのスマホ利用が多い人
- サポート体制の手厚さを重視する人
- スマホの機種変更を検討している人
- 毎月の通信量が少なく小容量プランが欲しい人
- オンラインより実店舗での対応が安心する人
- キャリアのサブブランドを使いたい人
- 口座振替やauかんたん決済を利用したい人
UQモバイルはpovoよりも高くなる分、サポート体制や追加オプションが豊富な格安SIMです。またauのサブブランドでもあるため、初心者でも安心して利用できます。
プランも4GBから20GBまで選択できるため、ニーズが合う人はぜひ一度試してみてください。
povoは低価格の自由なプランニングが特徴で、UQモバイルは手厚いサポートと幅広いコンテンツが楽しめる
音声通話だけ使えればいい人には、povoがおすすめです。
一方で、自宅割や家族割との併用を考えている人には、UQモバイルがおすすめです。
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