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ahamoとUQモバイルを比較したところ、次のような違いがあることがわかりました。
上記図解にまとめた通り、料金や通話サービス面で違いがあります。詳細な違いについて、下記から解説していきます。
【どっちがいい?】ahamoとUQモバイルを徹底比較した結果
ahamoは30GBか110GBを選択できる中〜大容量向きの格安SIMです。乗り換え時の手数料も不要で、海外ローミングの利用やサポートサービスの適用などもほとんど無料で提供しています。
しかし一方でUQモバイルと比較すると実店舗がなく、トラブルや災害時のサポートに欠ける点がデメリットです。ahamoとUQモバイルのサービス・スペックを見ていきましょう。
項目 | ahamo | UQモバイル | |
容量/料金 | 30GB/2,970円 | 【トクトクプラン】 ・~1GB/2,277円 ・1~15GB/3,465円 | |
【ミニミニプラン】 4GB/2,365円 | |||
【コミコミプラン+】 33GB/3,278円 ※コミコミプラン+ データ10%増量特典適用 | |||
パケット追加料金 | ・1GB/550円 ・80GB/月額1,980円 | ・0.2GB/220円・0.5GB/550円 ・2~5GB/月額550円 | |
・平均Ping値 ・平均ダウンロード速度 ・平均アップロード速度 ※通信速度 | 50.29ms | 46.23ms | |
94.4Mbps | 76.78Mbps | ||
11.55Mbps | 12.72Mbps | ||
速度制限時の通信速度 | 最大1Mbps | ・最大1Mbps(コミコミプラン+/トクトクプラン) ・最大300kbps(ミニミニプラン) | |
契約時の事務手数料 | 無料 | 3,850円 | |
未成年者名義での契約 | × | 〇(中学校進学の3ヶ月前から可能) | |
実店舗数 | × | 約2,700店舗以上 | |
海外ローミング | 82ヶ所の国と地域 | 228ヶ所の国と地域 | |
サポート窓口 | ・チャットボット ・有人チャット ・ビデオ通話 ・ドコモショップ | ・My UQ mobileアプリ ・UQ mobile 相談窓口 ・WiMAX 相談窓口 ・UQ mobileお客さまセンター ・店頭設定サポート・LINE公式アカウント | |
通話かけ放題 | ・5分間かけ放題/無料 ・かけ放題/1,100円 | ・10分間かけ放題/880円 ・1ヶ月60分かけ放題/550円・かけ放題/1,980円 | |
通話オプション | ・着信通知サービス ・迷惑電話ストップサービス ・番号通知お願いサービス ・WEB料金明細サービス | ・留守番電話サービス ・着信転送サービス ・割込通話サービス ・番号通知リクエストサービス ・三者通話サービス ・迷惑電話撃退サービス ・お留守番サービスEX ・通話明細サービス | |
メールアドレスサービス | × | 〇(月額220円) | |
支払い方法 | ・口座振替 ・クレジットカード | ・口座振替 ・クレジットカード ・コンビニ決済 ・Pay-easy ・支払秘書 | |
家族割 | 〇 ※カウント対象だが割引対象外 | 〇 | |
自宅セット割 | × | 〇 | |
データの繰り越し | × | 〇 |
UQモバイルは、1GB未満の料金プランも用意する小容量向きの格安SIMです。
さらに、10分間のかけ放題オプションの付いたコミコミプラン+もスタートしました。
ミニミニプランとトクトクプラン+はahamoより割高な価格設定となりますが、セット割引で1,100円(税込)もの値引きが実現できます。
家族での利用や自宅のインターネットサービスなど、適用条件を満たしている人であればUQモバイルの方がおすすめです。反対にオンラインでの手続きに手慣れている人は、低価格で使い勝手の良いahamoを選んでいきましょう。
【料金を比較】ahamoはワンプランのみのシンプルな料金体系。UQモバイルは割引併用で安くなる
ahamoはNTTドコモ、UQモバイルはauを母体に、キャリアが新規で打ち出した低価格の格安SIMです。月額料金はキャリアと比較して圧倒的に安くなります。
ただし格安SIMには各自のサービス・オプションが含まれるため、月額料金に差が生じる点がポイントです。まずはahamoとUQモバイルの料金を比較していきましょう。
20〜30GBプランで比較すると、UQモバイルよりahamoの方が安い
ahamoがワンプランで勝負しているのに対して、UQモバイルは常に3段階の料金体系で展開しています。月額料金はプランの選択次第で抑えられる点が、UQモバイルならではのメリットといえるでしょう。
一方ahamoはワンプラン2,970円(税込)の明瞭な価格設定が特徴です。両社の料金プランを比較すると以下の通りとなります。
データ容量 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
~1GB | – | 2,277円(トクトクプラン) |
4GB | – | 2,365円(ミニミニプラン) |
1~15GB | – | 3,465円(トクトクプラン) |
30GB | 2,970円(ahamo) | – |
33GB(30GB+3GB) | – | 3,278円(コミコミプラン+) |
110GB(30+80) | 4,950円(ahamo大盛り) | – |
ahamoでは価格が抑えられるものの、UQモバイルの4GBや15GBに対応する料金プランがありません。とはいえUQモバイルのトクトクプランやミニミニプランは、30GBのahamoとほぼ同等の価格設定です。
コストパフォーマンスで見ればahamoの方がお得ですが、料金プランの幅広さはUQモバイルの方が上回っています。乗り換えを検討する際は、利用したいデータ容量を踏まえて選んでいくとよいでしょう。
UQモバイルではセット割次第で、大幅な値引きが叶えられる
UQモバイルの料金プランはすべて2,000〜3,500円内で、一見するとあまりお得には見えません。
しかし小容量の「ミニミニプラン」と、大容量の「トクトクプラン」は基本料金こそ高いものの、自宅セット割やUQ親子応援割などとの併用で低価格化が叶う仕組みとなっています。
自宅セット割では1,100円(税込)の割引となるため、ミニミニプランなら4GB・1,265円(税込)となります。またトクトクプランなら1GBまでの利用が1,177円(税込)、1GB超過後の15GBまでが2,365円(税込)です。
UQ親子応援割では、条件を満たした5歳〜18歳までの対象者の回線(コミコミプラン+)が2回線目まで月額1,958円(税込)で利用できます。
また、家族セット割グループに「UQ親子応援割の対象プラン」が3回線以上あった場合、月額1,078円(税込)で利用可能です。
さらに「au PAY カードお支払い割」も併用できますので、最大1,287円(税込)の値引きが実現できます。条件を満たす人であれば、ぜひUQモバイルを検討していきましょう。
データの追加購入にかかる金額はahamoの方が安いが、UQモバイルはオプションがお得
ahamoでデータ容量を追加する場合は1GB・550円(税込)で購入できます。一方UQモバイルでは550円(税込)で購入できるデータ容量は、ahamoの半分にあたる0.5GBです。
ただしahamoでもUQモバイルでもオプションでデータ容量を追加できます。データ容量を追加購入した場合とオプションで購入した場合を、合わせて比較していきましょう。
サービス | データ容量 | 料金 |
---|---|---|
ahamo | 1GB | 550円 |
80GB(大盛りオプション) | 1,980円/月 | |
UQモバイル | 0.2GB | 220円 |
0.5GB | 550円 | |
2~5GB(増量オプションⅡ) | 550円/月 |
UQモバイルは単体で追加購入するとahamoより割高です。しかし「増量オプションⅡ」なら最大5GBまでのデータ増量が月額550円(税込)で追加できます。
またUQモバイルでは、乗り換え時に利用できる増量オプションの無料キャンペーンも開催中です。データ容量が不安な方は、あらかじめオプションでの増量を検討してみてください。
【データ容量を比較】ahamoは30GBか110GBの大容量向き。UQモバイルは30GB以下で利用する小容量向き
月額料金の安さはサービスを選ぶ上での決め手の一つです。しかしデータ容量を疎かにすると、かえってコストパフォーマンスが悪くなる場合もあります。
ahamoとUQモバイルを比較する際には、毎月使いたいデータ容量を把握した上で月額料金を比べることが大切です。現在のデータ使用量をチェックして、納得できる乗り換えを目指していきましょう。
大容量ならahamo、小容量で済ませたいならUQモバイルがおすすめ
ahamoは30GBのワンプランで、割引制度や追加オプションのないシンプルなプラン設定が魅力です。しかし月に10GB未満で済む人や、毎月のデータ使用量に変動のある人には、不向きのサービスといえます。
一方でUQモバイルは20GBまでのプラン設定となるものの、固定制と変動制の2つのプランが選択可能です。
トクトクプランは1GB未満か1〜15GB未満かで月額料金が変わる、料金変動制プランとなります。月のデータ使用量が1GB未満の場合は、基本使用料から1,188円(税込)の値引きが可能です。
またミニミニプランは、4GB・1,078円(税込)の分かりやすい料金固定制プランとなります。小容量でも使い方によって、よりお得なプランを選べるのがUQモバイルのメリットです。10GB未満で探している人はUQモバイルを検討してみてください。
30GBならUQモバイルのコミコミプラン+がお得
UQモバイルでは、3,278円(税込)で33GBプラン(※コミコミプラン+ データ10%増量特典適用)の用意があります。
UQモバイルのコミコミプラン+は他のプランと異なり、自宅セット割などの割引を併用せず3,278円(税込)の低価格を実現しています。
これまで割引を前提とした低価格を提供していたUQモバイルにとって、一線を画す新料金プランです。
さらに価格こそahamoより高いものの、UQモバイルのコミコミプラン+では10分間の無料通話も付いてきます。ahamoの無料通話が5分間であることを踏まえると、308円(税込)の差額はそこまで大きくありません。
またコミコミプラン+ データ10%増量特典により、33GBプランを3,278円(税込)で利用できます。コストパフォーマンスの観点で見ると、UQモバイルの方がお得といえるでしょう。
【通信性を比較】ahamoは平均ダウンロード速度で優位。UQモバイルは全体的に安定した速度が魅力
格安SIMではキャリアの回線を借りて利用することになります。そのためサービスによっては優先順位が低く、通信速度が遅くなる可能性に注意しなければなりません。
また通信制限時の最大速度も使い勝手を左右する重要な項目です。ahamoとUQモバイルにおける通信性能の違いを見ていきましょう。
平均ダウンロード速度ではahamoがUQモバイルを上回る
通信速度を比較する際には、普段利用するインターネットの使い方に着目していきましょう。SNSへのアップが多い人は平均アップロード速度、ウェブページの閲覧が多い人は平均ダウンロード速度が重要です。
また反応速度が大切なオンラインゲームでは、平均ping値が高いほどストレスがかかりにくくなります。ahamoとUQモバイルの通信速度は、次の通りです。
サービス | 平均Ping値 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 |
---|---|---|---|
ahamo | 50.29ms | 94.4Mbps | 11.55Mbps |
UQモバイル | 46.23ms | 76.78Mbps | 12.72Mbps |
平均ダウンロード速度では、ahamoの方がUQモバイルより速い結果となりました。一方で平均ping値と平均ダウンロード速度ではほとんど差はないもののUQモバイルの方が高速です。
とはいえどちらも使用感に問題のない速度は十分に出ています。普段から利用するスマホの使い方で、重視する項目を決めていきましょう。
ahamoはドコモの廉価版プランだが、UQモバイルはauのサブブランド回線
ahamoもUQモバイルも、低価格を実現するキャリアにはない格安プランが魅力です。しかしahamoはドコモの廉価版プランであるのに対して、UQモバイルはauのサブブランド回線となります。
サブブランド回線とはキャリアがメインサービスとは別に運営する、格安料金のサブサービスのことです。大手キャリアとほぼ変わらないサービスを受けられる点が特長で、格安SIM初心者向けのサービスといえます。
一方ahamoは、ドコモがオンライン限定プランとして運営する格安プランです。サブブランドのような手厚いサポートはない代わりに、サブブランド以上の低価格を実現しています。
どちらも大手キャリアが手掛けるサービスのため通信品質は高いといえるでしょう。ただキャリア運営によるメリットが異なるため、比較検討時には自身のニーズを掘り下げておく必要があります。
速度制限時の通信速度は、ミニミニプランのみ最大300kbpsまで下がる
通信制限が起こると通信速度が通常よりも遅くなります。ahamoは最大1Ⅿbpsですが、UQモバイルは料金プランによって異なるため注意しましょう。
ahamoとUQモバイルにおける通信速度制限は、以下の通りです。
ahamo | UQモバイル |
---|---|
最大1Mbps | ・最大300kbps(ミニミニプラン) ・最大1Mbps(コミコミプラン+/トクトクプラン) |
ただしUQモバイルのコミコミプラン+とトクトクプランは、データ使用量の超過以外にも注意が必要です。三日間の間に6GB以上の利用を行うと、混雑回避を目的とした通信制限が起こります。
6GBを超えそうな際にはWi-Fiを利用するなどの手間がかかる点も覚えておきましょう。速度制限を気にせず利用したい人はUQモバイルのような制限がないahamoがおすすめです。
【乗り換えのしやすさを比較】ahamoは各種手数料が無料。UQモバイルは未成年者でも契約できる
乗り換える際には、手数料の有無や実店舗数を確認しておくことがおすすめです。サービスによっては店舗がなくオンライン窓口のみであったり、手数料が発生したりする場合があります。
また契約できる年齢制限もサービスによって異なりますので、あらかじめ注意しておきましょう。
UQモバイルでは初期費用が発生するが、ahamoなら各種手数料が無料
UQモバイルでは新規契約や機種変更において事務手数料を設定しています。SIMカード・eSIMの再発行や、互いへの切り替えにも手数料がかかるためご注意ください。
またUQモバイルでは、これまで2,200〜3,300円(税込)に設定していた手数料を、2023年に改訂しています。ahamoとの違いを押さえておきましょう。
項目 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
新規契約機種変更 | 無料 | 3,850円 |
SIMカードの再発行 | 1,100円 ※チャットでの発行:2,200円 ※故障による再発行:無料 | |
電話番号の変更 | 非対応 |
ahamoでは、新規契約であっても機種変更であっても手数料はかかりません。またSIMカードの再発行はUQモバイルよりも安い1,100円(税込)で対応しています。手数料の負担を踏まえるなら、ほとんど無料で進められるahamoの方がお得です。なお電話番号の変更のみahamoでは非対応となるためご注意ください。
UQモバイルでは未成年者名義での契約も可能
ahamoでは未成年者名義での契約ができません。一方UQモバイルでは中学校に進学する3ヶ月前から、未成年者名義での契約が可能となっています。
ただし未成年者は親権者同伴での来店が条件となっているため、オンラインでの契約は不可能です。また契約者の本人確認書類のほかに、親権者同意書と親権者の本人確認書類も必要となります。
ahamoは18歳未満の未成年者が本人名義で契約できません。18歳未満の場合、親権者名義での契約となり未成年者は利用者登録を行うことになります。ahamoとUQモバイルにおける年齢制限の違いも、押さえておきましょう。
ahamoは実店舗を持たないが、UQモバイルは全国に2,700店舗以上ある
ahamoはオンライン専用プランのため、実店舗を持ちません。ドコモショップでの手続きには対応していますが、有料でのサポートサービスとなります。一方でUQモバイルは全国に約2,700店舗以上をかまえている上、一部のauショップでも取り扱っています。au Styleや家電量販店でも契約が可能なため、比較的乗り換えの手間も少ない格安SIMです。
なおahamoは実店舗を持たない分、UQモバイルよりも安い料金プランの提供を叶えています。乗り換え手続きはオンラインのみとなるものの、24時間365日いつでも乗り換えられる手軽さが魅力です。
乗り換えやすさはサポートの充実ととるかプラン体系の分かりやすさととるかによって、異なります。格安SIMに慣れている人であればahamoの方がおすすめです。
【国際ローミングを比較】ahamoは申し込み不要。UQモバイルは「海外ダブル定額」か「世界データ定額」から選べる
海外に行く機会の多い人であれば、国際ローミングの内容を比較してみるのもおすすめです。ahamoでもUQモバイルでも国際ローミングは可能となっています。
しかし料金制度や対応する範囲が異なるため、使用前には注意が必要です。利用したい期間やエリアを踏まえて、使いやすいサービスを選択していきましょう。
どの地域でもUQモバイルの方が対応エリアは多い
ahamoでは、キャリアとは異なる国際ローミングの対応エリアを有しています。それに対してUQモバイルの国際ローミングはauの国際サービスを使うため、対応エリアが広大である点が特徴です。
次の通りどの地域においてもUQモバイルの方が圧倒しています。ahamoで国際ローミングを使いたい場合は、まず対応エリアに入っているか確認しておきましょう。
エリア | ahamo | UQモバイル(au) |
---|---|---|
南・北アメリカ | 13ヶ所 | 53ヶ所 |
オセアニア | 4ヶ所 | 26ヶ所 |
アジア | 17ヶ所 | 26ヶ所 |
中東 | 5ヶ所 | 14ヶ所 |
ヨーロッパ | 39ヶ所 | 52ヶ所 |
アフリカ | 4ヶ所 | 57ヶ所 |
なおahamoでもUQモバイルでも、データ通信と音声通話の両方が可能です。ただし料金体系やオプションとしての使い方はサービスにより変わってきます。またahamoの対応エリアは、他のドコモサービスの国際ローミングとも異なるため、あらかじめご注意ください。
ahamoなら申し込み不要で30GBまで利用可能
ahamoは対応エリア数こそUQモバイルに劣りますが、追加料金や申し込みなしで使える点がメリットです。海外では設定アプリ内の「データローミング」をオンにすれば、そのまま国際ローミングに切り替わります。
一方UQモバイルは「海外ダブル定額」か「世界データ定額」の申し込みが必要です。さらに「世界データ定額」は事前予約かどうかによって料金が変動します。利用する際は早めの申し込みを心がけましょう。
項目 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
月額/データ容量 | 無料/30GB | 【海外ダブル定額】 ・1,980円/24.4MBまで ・2,980円/24.4MB以上 |
【世界データ定額(24時間)】 ・490~980円/契約中の月間データ容量 | ||
超過時の速度 | 最大128kbps |
なおahamoは、プラン内の30GBを消費することになります。しかしUQモバイルの「海外ダブル定額」なら契約している月間データ容量とは別に、パケット消費を行うことが可能です。
また「世界データ定額」では24時間で3GBを超過すると制限がかかりますが、「海外ダブル定額」なら通信制限は起こりません。短期間の滞在ならahamo、長期間での滞在ならUQモバイルを選択していきましょう。
【サポート体制を比較】ahamoは実店舗なし。UQモバイルはサポート窓口が豊富
人件費を抑えて低価格でのスマホ運用を実現する格安SIMは、サポート体制に薄いことがデメリットです。ahamoとUQモバイルを比較する際は、サポートサービスの違いも知っておきましょう。
なおahamoではこれまで弱点となっていた、電話相談のサポートサービスをスタートしました。普段から利用することの多いサポート窓口によって、適切なサービスを選択することが大切です。
UQモバイルはチャット・電話・店舗・LINEでの問い合わせが可能
ahamoは実店舗を持たないため店舗での問い合わせは不可能です。一方UQモバイルは全国に店舗をかまえており、いざいという時は専門スタッフに相談できます。
またUQモバイルではLINEの公式相談窓口やチャットサポートも充実しており、場面に合わせた問い合わせが可能です。ahamoとUQモバイルのサポート体制を比較すると、以下の通りとなります。
項目 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
チャット | ・チャットボット(24時間) ・有人チャット(午前9~午後8時/年中無休) | My UQ mobileアプリ(24時間) |
電話 | オンライン手続きサポート/ビデオ通話(午前10~午後7時/年中無休) | ・契約前の相談窓口:0120-959-001(UQ mobile 午前10時~午後8時/年中無休)(WiMAX 午前9~午後8時/年中無休) ・UQ mobileお客さまセンター:0120-929-818(午前9時~午後8時/年中無休) |
店舗 | ・ahamo WEBお申込みサポート/3,300円 ・ahamo WEBお手続きサポート/3,300円 | ・店頭設定サポート/1,100~5,115円 |
LINE | – | UQ mobileサポート 公式アカウント/年中無休 |
その他 | – | ・使い方サポート/月額649円 ・故障紛失サポート/月額418円 ・故障紛失サポート with Cloud/月額990円 ・故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+/月額1,134~1,309円 |
UQモバイルでは「使い方サポート」や「故障紛失サポート」も豊富に取りそろえています。トラブル時に専用のダイヤル窓口がある点も、UQモバイルならではの利点です。
契約後は「My UQ mobileアプリ」から直接問い合わせられます。サポート体制を重視する人は、ぜひチェックしておきましょう。
ahamoは「オンライン手続きサポート」にてビデオ相談を開始
他社と比べてサポート体制に薄いahamoですが、ドコモの「オンライン手続きサポート」がスタートしています。「オンライン手続きサポート」はドコモが提供するahamoも、対象サービスです。
そのためahamoでも、これまでデメリットとなっていたオンラインでのビデオ相談が可能となりました。トラブル時には365日無料で問い合わせることができます。
ただしオンライン手続きサポートで提供されている「オンライン来店」は、ahamoでは利用できません。あくまで対応しているのはビデオ相談のみで店舗対応とは異なりますので、ご注意ください。
とはいえドコモショップスタッフに相談や手続きサポートをお願いできるのは、ahamoの大きなメリットです。万が一のトラブル時には問い合わせ先があることも覚えておきましょう。
【通話オプションを比較】ahamoはかけ放題オプションが安い。UQモバイルは通話機能が豊富
通話機能やかけ放題オプションなどのサービスは、スマートフォンの使い勝手を左右する大切な判断材料です。ahamoでは5分以内の無料通話が付いていますが、UQモバイルは料金プランによってサービスが異なります。
また留守番電話サービスや着信転送機能など利用したいオプションがあるかどうかも、重要な項目です。普段から利用しているサービスを踏まえて、不便のないよう選択していきましょう。
短時間通話が多い人はahamo、10分以上の通話が多い人はUQモバイルがお得
ahamoでは最初から5分以内の国内通話が無料で含まれる点がメリットです。しかしその他は1,100円(税込)のかけ放題オプションしかありません。
一方UQモバイルは10分以内のかけ放題や、毎月60分間のかけ放題など、ニーズに合わせたかけ放題オプションを選択できます。ahamoとUQモバイルのかけ放題オプションを比較すると、次の通りです。
国内無料通話 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
1回5分間かけ放題 | 無料(プランに含まれる) | – |
1回10分間かけ放題 | – | 880円(通話放題ライト) ※コミコミプラン+に限り無料 |
毎月60分間かけ放題 | – | 550円(通話パック) |
24時間かけ放題 | 1,100円(かけ放題オプション) | 1,980円(通話放題) |
ただしUQモバイルでは、「コミコミプラン+」に「通話放題パック」や「通話放題」を付けることはできません。かけ放題オプションを追加できるのは、「トクトクプラン」「ミニミニプラン」のみとなります。
プラン選択の際は、利用したいかけ放題オプションの制限に注意しましょう。短時間での通話が多い人であれば、ahamoの方がおすすめです。
ahamoはオプションが少ないもののすべて無料サービス
通話オプションサービスを比較してみると、UQモバイルよりahamoの用意が少ないことが分かります。ただしUQモバイルにあるオプションの多くは有料となっているのに対して、ahamoはすべて無料です。
追加するオプションの数によっては、UQモバイルは割高となる恐れもあります。ahamoとUQモバイルの通話オプションと月額料金を押さえておきましょう。
通話オプション | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
留守番電話 | × | 〇(月額330円) |
着信の通知機能 | 〇(無料) | 〇(無料) |
着信転送 | × | 〇(無料) |
通話中の着信通知 | × | 〇(無料) |
通話中の割り込み通話 | × | 〇(月額220円) |
迷惑電話のブロック | 〇(無料) | 〇(月額110円) |
グループ通話 | × | 〇(月額220円) |
発信者番号通知 | 〇(無料) | 〇(無料) |
通話明細 | 〇(無料) | 〇(月額110円) |
なおUQモバイルでは、留守番電話・割込通話・迷惑電話ブロック・グループ通話がセットになった「電話きほんパック(V)」も用意しています。電話きほんパック(V)の月額料金は440円(税込)です。
ただしトクトクプラン・ミニミニプランの人が「通話放題」か「通話パック」を申し込むと、電話きほんパック(V)が無料で使えます。UQモバイルでは利用したい通話機能の組み合わせを、あらかじめ検討しておくことが大切です。
【メールアドレスを比較】ahamoはなし。UQモバイルは月額220円(税込)で利用できる。
格安SIMではキャリアメールアドレスがないため、基本的には有料サービスとなります。しかしahamoでは、メールアドレスサービス自体の用意がありません。
ahamoに乗り換えた場合、メールアドレスはフリーメールか「ドコモメール持ち運び」が選択できます。ドコモメール持ち運びは月額330円(税込)で利用できるため、ドコモから乗り換える人は覚えておきましょう。
一方UQモバイルは月額220円(税込)で「@uqmobile.jp」のメールアドレスを提供しています。また「auメール持ち運び」の利用も可能です。ただしauメール持ち運びは月額330円(税込)となりますので、手数料を抑えたい場合はUQモバイルがお得です。
とはいえauからの乗り換えであれば、メールアドレス変更などの手間がかかりません。ニーズに合わせて長期的に使いやすいメールアドレスを取得していきましょう。
【支払い方法を比較】ahamoは口座振替とクレジットのみ。UQモバイルは「Pay-easy」や「支払秘書」にも対応
毎月の手間になる支払い方法は、格安SIMで確認しておきたい項目の一つです。使いたい金融口座やクレジットカードを踏まえて、適切なサービスを確認していきましょう。
ahamoとUQモバイルにおいて利用できる支払い方法は、以下の通りです。
支払い方法 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
口座振替 | ・都市銀行 ・地方銀行 ・信用金庫 ・信用組合 ・労働金庫 ・全国農業協同組合 ・ゆうちょ銀行 ・楽天銀行 ・イオン銀行 ・GMOあおぞらネット銀行 | ・都市銀行 ・地方銀行 ・第二地方銀行 ・信託銀行※一部を除く ・信用金庫 ・商工中金 ・信用組合 ※一部を除く ・信用組合 ・農協/信農連 ・漁協/信漁連 ・ゆうちょ銀行 ・楽天銀行 ・イオン銀行 |
クレジットカード | ・JCBカード ・アメリカンエキスプレスカード ・MUFGカード ・DCカード ・NICOSカード ・三井住友カード ・セゾンカード ・ダイナースクラブカード ・オリコカード ・イオンカード ・ティーエスキュービックカード ・ライフカード ・日専連カード ・セディナカード ・セディナカード(OMC) ・ジャックスカード ・アプラスカード ・dカード ・UCカード | ・VISA ・MasterCard ・JCB ・American Express |
インターネットバンキング | – | Pay-easy |
コンビニエンスストア | – | 〇 |
その他 | – | 支払秘書 |
UQモバイルではインターネットバンキング「Pay-easy」が利用できます。Pay-easyは、スマホやパソコンがあれば24時間365日どこからでもネット決済ができる便利なサービスです。
また「支払秘書」ではバーコードの読み取りで簡単に電子マネー決済ができます。支払い方法の変更も「My UQ mobile」からできるため、使いやすい方法を試してみるのもおすすめです。
【セット割引を比較】ahamoは単身者向け。UQモバイルはファミリー向け
家族での契約やほかのサービスとのセット契約を考えている人は、セット割引のあるサービスがおすすめです。反対に単身でのスマホのみ契約を考えている人は、セット割の恩恵がありません。
そのためセット割を用意しているサービスだと、かえって割高になる可能性もあります。ahamoとUQモバイルで利用できるセット割引を見ていきましょう。
UQモバイルでは「家族セット割」を開始
ahamoでは、家族割の用意がありません。しかしドコモの「ファミリー割引」の対象となります。回線数にカウントはされますが割引が受けられないため、注意しましょう。
一方のUQモバイルでは、新プランの導入にあわせて「家族セット割」がスタートしました。ただし対象プランに制限があるため注意が必要です。両社の家族割について比較していきましょう。
項目 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
名称 | ファミリー割引(みんなドコモ割) | 家族セット割 |
内容 | 「ファミリー割引」グループ内での国内通話がいつでも無料になる。※ahamo回線からの発信は対象外 | 月額料金が永年割引となる。 |
適用条件 | ・ファミリー割引グループに属していること | ・家族関係にあること ・「トクトクプラン」または「ミニミニプラン」に加入していること |
割引料金(税込) | 2回線:550円3回線以上:1,100円※ahamoはみんなドコモ割の対象外 | 550円※au回線は家族セット割の対象外 |
最大回線数 | 20回線 | 10回線 |
ahamoは割引こそされないものの、UQモバイルに比べて対象の回線数が二倍となります。またカウント対象となるため、ドコモでファミリー割引に属する家族が2回線ある際は割引料金を引き上げることも可能です。一方でUQモバイルの割引料金は550円(税込)から上がりません。
また「コミコミプラン+」は対象外となります。家族割を検討する際は家族の契約人数と料金プラン、契約中のキャリアを確認しておきましょう。
UQモバイルでは「自宅セット割」で最大1,100円(税込)割引
ahamoではインターネットやでんきとのセット割引はありません。一方UQモバイルはインターネットコースとでんきコースに分かれた「自宅セット割」を提供しています。詳細は次の通りです。
項目 | インターネットコース | でんきコース |
---|---|---|
割引額(税込) | ・トクトクプラン/ミニミニプラン:月額1,100円 ・くりこしプランS/M +5G:月額638円・くりこしプランL +5G:月額858円 | |
対象サービス | 【ネット+でんわ】 ・auひかり ・auひかり ちゅら ・ASAHIネット ・au one net ・BIGLOBE ・DTI ・So-net ・コミュファnet ・コミュファ光 ・eo光 ・ピカラ光 ・メガエッグ ・BBIQ ・J:COM(提携先ケーブルテレビ) 【光コラボレーションサービス】 ・ビッグローブ光 ・So-net光 ・@nifty光 ・@T COMヒカリ ・ひかりゆいまーる ・ひかりJ | ・auでんき ・UQでんき |
【ルーターサービス】 ・au ホームルーター 5G ・auスマートポート・WiMAX +5G | ||
対象プラン | ・トクトクプラン ・ミニミニプラン ・くりこしプラン +5G(S/M/L) | |
適用条件 | ・対象プランへの加入 ・対象のインターネットサービスへの加入 | ・対象プランへの加入 ・auでんきへの加入 |
UQモバイルの自宅セット割では最大で1,100円(税込)もの割引が受けられます。ただし「コミコミプラン+」はどちらのコースも対象外プランとなりますので、ご注意ください。
なお、自宅のインターネットコースが対象サービスに入っていれば、手軽に割引を適用できます。UQモバイルに乗り換える際は、自宅セット割の対象となるかどうかも確認しておきましょう。
【サービスを比較】ahamoはデータ増量やエンタメに特化。UQモバイルは端末保証や緊急時のサポートに強い
格安SIMでは各社で独自のサービスやプログラムを提供しています。よりお得にスマホを運用するのであれば、個人のニーズに即したサービスを行っている会社を選ぶことが大切です。
ahamoでは、エンターテインメントの提供のほか、dカードユーザーに向けた特典を用意しています。一方でUQモバイルはデータ通信や生活、資産運用など幅広いコンテンツが特長です。両社のサービスの内容と特徴を見ていきましょう。
UQモバイルでは新プランでも「データくりこし」が可能
ahamoは上限20GBのワンプランとなりますが、残ったデータ容量のくりこしは不可となっています。
対して、UQモバイルはプランのすべてで、データ容量のくりこしが可能です。
余ったデータ容量は翌月にくりこされて、くりこした分からデータ容量が消費されていきます。
ただしUQモバイルでプランを変更した際には、注意が必要です。くりこし可能なデータ容量の上限は、前月に加入していたプランのデータ残容量分までとなります。
変更先のプランが増量したとしても、上限は変更前のプランが基準となるため、注意しましょう。
ahamoは「dカード」でデータ増量、UQモバイルは「au PAY カード」でポイント還元
ahamoでは「dカード」または「dカード GOLD」で月額料金を支払うと、「ボーナスパケット」がもらえます。もらえるデータ容量はdカードで1GB、dカード GOLDで5GBです。ボーナスパケットは毎月進呈されるため、簡単にデータ増量ができるお得なサービスです。
一方でUQモバイルは「au PAY カード」の支払いによるポイントバックを採用しています。au PAY カードは、100円(税込)ごとにPontaポイントが1ポイント貯まるクレジットカードです。
日々の買い物や公共料金でもポイント還元されるため、au PAYを使っている人はぜひ入会してみてください。
エンタメコンテンツならahamoの方が豊富
人気のエンタメコンテンツは、ahamoでもUQモバイルでも初回特典の付いたサービスが幅広く展開しています。ahamoではdアニメストアやdマガジンなど、ドコモが提供するサービスがすべて初回31日間無料です。
対してUQモバイルはエンタメコンテンツの用意は多くあるものの、特典の付いたサービスはahamoより少なくなります。ahamoとUQモバイルで初回特典のあるサービスは、以下の通りです。
携帯会社 | サービス | 特典 |
---|---|---|
ahamo | 爆アゲセレクション(対象サービス:Disney +/Netflix/Leminoプレミアム/Spotify Premium/YouTube Premium/DAZN for docomo) | 対象サービスのポイント還元 |
スゴ得コンテンツ | 初回31日間無料 | |
dアニメストア | ||
dマガジン | ||
dキッズ | ||
dヒッツ powerd by レコチョク | ||
UQモバイル | Netflix | 初回1ヶ月無料 |
YouTube Premium | 最大3ヶ月無料 | |
Apple Music | 初回6ヶ月無料 | |
DAZN | 初回1ヶ月無料 |
ahamoではドコモが提供している「爆アゲセレクション」が適用できる点もメリットです。爆アゲセレクションでは6つのサービスが、ポイント還元対象となっています。
爆アゲセレクションは今後も対象サービスを広げていくことが予想できるため、乗り換え前には必ずチェックしておきましょう。
ahamoはライフサポートが幅広く、UQモバイルはトラブルや緊急時のサポートが手厚い
ahamoでもUQモバイルでも、エンタメからライフサポートまでオプションサービスを幅広く取りそろえています。ただahamoはNTTドコモのdメニューが充実しているのに対して、UQモバイルはauグループ関連のサービスがほとんどとなります。
両社のサービス内容を比較していきましょう。
携帯会社 | ジャンル | サービス/月額 |
---|---|---|
ahamo | ライフサポート | ・comotto 子育て応援プログラム/無料 ・my daiz/無料 ・d ポイントクラブ/無料 ・dフォト/308円 ・データ保管BOX/無料 ・クラウド容量オプション/110~440円 ・dジョブ スマホワーク/330円 ・dヘルスケア/330円 |
安心/安全 | ・ケータイ補償サービス/550~1,100円 ・smartあんしん補償/330~990円 ・AppleCare+/AppleCare+ 盗難・紛失プラン/機種で異なる ・あんしんセキュリティ/220円 ・あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)/220円 ・あんしんセキュリティ(プライバシー)/330円 ・ネットワークセキュリティ/385円 ・イマドコサーチ/220円 ・あんしん遠隔サポート/440円 ・イマドコサーチ/220円 ・ケータイお探しサービス/55円 ・おまかせロック/無料 ・遠隔初期化/無料 ・フィルタリングサービス/無料 | |
災害時 | ・エリアメール/無料 ・災害用音声お届けサービス/無料 ・災害用伝言板/無料 ・副回線サービス/429円 | |
UQモバイル | ライフサポート | ・au PAYマーケット ・auじぶん銀行 ・au自転車サポート/550円 ・au自動車ほけん ・auの資産運用 ・au HOME/539円 ・子育てエールプログラム/110円 |
安心/安全 | ・安心サポートパック(Android)/1,012円 ・安心サポートパック(iPhone)/1,099円 ・故障紛失サポート(Android/au Certified)/418円 ・故障紛失サポート with AppleCare Services/868円 ・故障紛失サポート with Cloud/990円 ・故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+/1,134~1,309円 ・あんしんフィルター for au/無料 ・持ち込み保証サポート/715円 ・トピックスクリーン/無料 ※BASIO activeのみ対応 ・未成年WEBフィルター/無料 ・迷惑SMSブロック/無料 ・安心セキュリティセット/330円 | |
災害時 | ・副回線サービス/429円 ・位置検索サービス・登録エリア災害・避難情報メール/無料 ・緊急通報位置通知/無料 ・電波サポート24/無料 |
各ジャンルのメニューを比較して見ると、ahamoはライフサポートサービスに富んでいることが分かります。一方UQモバイルは災害時や緊急時におけるサポート体制に長けており、電波サポートがある点も特徴です。
独自のサポートサービスやオプションを比較する際は、安全面や生活面など特に重視したい点を決めていきましょう。
【製品を比較】ahamoは「いつでもカエドキプログラム」が適用可能。UQモバイルはAndroidが豊富
ahamoとUQモバイルでは、格安SIMのほかにスマートフォンの販売も行っています。スマホとのセット購入を検討している人は、両社で用意のあるモデルを確認しておきましょう。
ahamoとUQモバイルで購入できる製品は、次の通りです。
端末 | ahamo | UQモバイル |
---|---|---|
iPhone | ・iPhone16シリーズ ・iPhone15シリーズ ・iPhone14シリーズ ・iPhone SE(第3世代) | ・iPhone15 ・iPhone14 ・iPhone13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone12 ・iPhone11 ・iPhone SE(第2世代) |
Android | ・Google Pixel 9 ・Google Pixel 9 Pro ・Google Pixel 9 Pro Fold ・arrows We2 ・Galaxy Z Flip6 ・Google Pixel 8a ・Google Pixel 7a ・AQUOS R9 SH-51E ・Xperia 10 Ⅵ SO-52E ・AQUOS wish4 SH-52E ・Xperia 1 VI SO-51E ・Galaxy A55 5G SC-53E ・Google Pixel 8 ・AQUOS wish3 SH-53D ・Galaxy S24 SC-51E ・Galaxy S24 Ultra 256GB SC-52E など | ・Galaxy S23 FE ・Google Pixel 8a ・arrows We2 ・Xperia 10 VI ・Google Pixel 8 ・Galaxy A55 5G ・Redmi Note 13 Pro 5G ・BASIO active2 ・Xiaomi 13T ・AQUOS sense8 ・Redmi 12 5G |
なおahamoでは、ドコモの認定中古品「docomo Certified」やドコモオンラインショップでの購入も可能です。さらに「いつでもカエドキプログラム」が適用できるため、最新機種でも安く手に入れることができます。ただしドコモオンラインショップではahamoの契約ができませんので注意しましょう。
ahamoとUQモバイルでおすすめな人の違いは?
【ahamoがおすすめ】毎月10GB以上必要で短時間通話や海外利用の多い人
ahamoでは30GB・2,970円(税込)の低価格でありながら、高速かつ通信品質の良い回線を使えることが特長です。またプラン内に国内通話5分以内無料のオプションが組み込まれており、そこまで通話しない人であれば追加する手間もありません。
次のような特徴が当てはまる人は、ぜひahamoへの乗り換えを検討していきましょう。
- ドコモからの乗り換え先を探している人
- 短時間通話が多い、または通話をほとんどしない人
- 最新端末への機種変更を考えている人
- 毎月10GB以上は利用する人
- 海外でスマホを利用する機会の多い人
- 手数料を抑えて手軽に乗り換えたい人
- 通信品質の高い回線で格安SIMを使いたい人
- ある程度のトラブルなら自己解決できる人
なおahamoは低価格である分、人件費が抑えられています。そのためサポートサービスはUQモバイルより少なく、多少のトラブルは自力で解決する必要があります。
とはいえ手数料も無くiPhone14シリーズなどの最新機種をそろえる格安SIMです。高品質回線の格安SIMをお探しの人は、この機会にahamoを試してみてください。
【UQモバイルがおすすめ】サポート重視で必要な分だけのデータ容量に抑えて安くしたい人
UQモバイルはauが運営するサブブランド回線です。au関連のサービスが同様に受けられるため、キャリアとほぼ変わらないサポート体制で運用できます。
かけ放題オプションも3段階に分かれており、「コミコミプラン+」では10分以内の通話定額も付いています。以下の特徴に当てはまる人は、UQモバイルへの乗り換えがおすすめです。
- 小容量プランを探している人
- 災害時のサービスなどサポート体制を重視している人
- キャリアが運営するサブブランド回線を試したい人
- オンラインでの手続きに不安がある人
- なるべく価格を抑えて利用したい人
- 家族での乗り換えを検討している人
- インターネットやでんきとのセット契約を考えている人
- タブレットやパソコンなどサブ端末の利用がない人
なおUQモバイルの「トクトクプラン」や「ミニミニプラン」は、データ容量に対して価格がやや高く設定されています。両者は「家族セット割」や「自宅セット割」を併用することで価格を抑えるプランになるため、注意しましょう。
とはいえUQモバイルはサポートに手厚く、実店舗も持つ安心の格安SIMです。低価格で小容量のプランを探している人は、ぜひ検討してみてください。
ahamoはコンテンツ重視の単身者向け。UQモバイルはメイン回線を探すファミリー層向け
短時間通話が多い、または通話をほとんどしないならahamoがおすすめです。一方で小容量プランを探しているなら、UQモバイルがおすすめです。
月額料金や通信の安定性に注意しつつ、自分に合ったサービスを契約してみてください。
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